歯科医に学ぶ口腔ケア〜尾崎先生による職員研修レポート〜
こんにちは!社会福祉法人ろく舎です。
今回は北大歯学部実習プロジェクトのご縁から実現した、職員研修について振り返っていきます。
実習プロジェクトが繋いだご縁、さらに深まる

ろく舎では定期的に全職員を対象とした研修を実施しています。日々のケアの質を高めるための大切な時間です。
先日開催した研修のテーマは「口腔ケア」。そして講師として来てくださったのが、北海道大学大学院歯学研究院 高齢者歯科学教室 助教の尾崎公哉先生です。
尾崎先生とろく舎のご縁は、北大歯学部との実習プロジェクトがきっかけ。以前にもご講義をいただいたことがあり、今回はさらに踏み込んだ内容で研修をしてくださいました。継続的なつながりの中で、学びの場がより豊かに、より深くなっていく——そんな嬉しい実感のある研修となりました。

研修のテーマは「介護施設向け口腔ケア〜すべての介護度に届く実践〜」です。
限られた時間の中で、尾崎先生から基礎知識から実践テクニック、多職種連携まで、非常に内容の濃いお話をいただきました。介護度ごとの口腔ケアの違いや、用具の選び方、安全なケアの進め方など、明日からの現場で活かせる知識が次々と語られ、会場は真剣な眼差しでいっぱいでした。


嚥下内視鏡の実演


研修の中でも特に盛り上がったのが、尾崎先生ご自身が実演された嚥下内視鏡の場面です。
実際に飲み込む瞬間の様子を内視鏡映像で見ることができ、「こんな風になっているのか」「だからこそ口腔ケアが大切なのか」と、理屈ではなく体感として理解できる貴重な機会となりました。テキストやスライドだけでは伝わらない「リアル」が、そこにありました。
研修後のQ&Aでは、各グループごとに出てきた「日常の現場での疑問・悩み」について尾崎先生から貴重な回答をいただきました。予定時間いっぱい充実した研修となりました。



学びは双方向に——このご縁が教えてくれること


今回の研修を振り返って、改めて感じることがあります。
北大歯学部との実習プロジェクトは、学生さんが私たちの現場で学ぶ機会です。しかし気づけば、私たち職員も学生さんの視点や専門的な知識から多くを得てきました。そして今回、尾崎先生から直接研修していただくという、新たな学びの場まで生まれました。
「教える」と「教わる」は表裏一体。人と人のつながりが、学びの輪をどんどん広げてくれる——そのことを実感した1時間でした。
そして2月に入り、2ヶ月間の北大歯科実習もすべて終了しました。
引き続き、実習の振り返りや学生インタビューなど、プロジェクトの様子をお伝えしていきます。どうぞお楽しみに!
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